キレイな姿勢を保つための腹筋力

こんにちは。皆様は腹筋運動と聞いてどんなトレーニングをイメージなさるでしょうか?

たぶん仰向けの状態から頭を持ち上げる『クランチ』が浮かぶと思います。ではこのクランチのトレーニングを続けることで姿勢が良くなったり腰痛の予防・改善に効果的でしょうか?
もちろん効果はあると思います。実際に自分もインストラクターとして働き始めた20年ほど前は『腹筋運動をして腰痛予防!』とクランチをお伝えしていました。
ただクランチほどはキツくなく、より効果的なトレーニングがあったとしたら僕はそちらをお伝えしたいと思います。

それは『ドローイン』です。やり方はまず仰向けになり膝を立てた状態でおなかをめいっぱい膨らませるように息を吸い込んだら、おなかが一番薄くなるところまで息を吐き切ったところで3秒ほどキープします(イメージはおへそが背骨に近づくように)。

この時に効く筋肉は『腹横筋』。腰の周りにコルセットのように付いている筋肉です。この腹横筋はインナーマッスルなので背骨を支える役割があります。

10回くらい出来るようになってきたらステップアップです。肘を着いた腕立て伏せの姿勢(プランク)の状態のままドローインです。はじめは10秒キープを目指し、これを3セット。慣れてきたら5秒ずつ長くしていきます。

このドローイン、プランクで背骨をしっかり支える腹筋力・体幹の筋力を整えましょう!

もし、やり方や効果に不安や質問がありましたらご連絡をお待ちしております。