腸+肝臓調整=腸整です

腸を整える整体をして腸内環境と免疫力もアップ!

たぶん便秘の改善をイメージされる方が多いと思います。
近ごろ色々な媒体で『腸もみ』という文字を目にします。寒い季節や身体の疲れによって腸の働きが鈍るために起こる腸の弛緩性便秘症の場合には腸もみのように腸をゆるめる調整はとても有効な手段です。
ただ最近の便秘症の傾向としては肝臓の疲れによって起こる肝性(緊張性)便秘症の方が増えています。
これは肝臓の慢性的な疲労によって腸内の血流が滞ることで腸内が熱を帯び、便に含まれる水分を腸が摂ってしまうために便が腸内に固まって起こる便秘症です。アプローチとしては腸をゆるめる調整とセットで肝臓の疲れをゆるめる調整を行うのが効果的です。

小腸には全身の免疫細胞の約60%が存在しているので小腸は第2の脳と呼ばれています。そして腸内環境を左右する腸内細菌(善玉菌・日和見菌・悪玉菌)のほとんどは大腸に生息し、腸内環境低下によって花粉症・アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が発症しやすくなると言われています。
さらに腸の疲労が強くなることで免疫力が低下し体調の乱れを起こす要因となる事も多く、腸の疲労と言っても単純に食べ過ぎ・飲み過ぎだけではなく、睡眠不足やストレスといった生活環境によるところが多いです。

また腸が疲労する事で すぐそばに位置する大腰筋が緊張し、それが腰痛の原因になることもあります。

当院では腸と合わせて肝臓(または他の内臓)の状態を腹筋の緊張部位・反応するツボ(経穴)に照らし合わせながらソフトに調整していきます。

 

※参考文献『非常識の医学書』安保徹×石原結實×福田稔 敬称略著 2009実業之日本社