長時間のデスクワーク・勉強による首・肩のコリ、腰痛にはココ!

こんにちは。最近のお客様の傾向としては長時間デスクでのパソコン作業による首・肩のコリや、また学生さんのお子さんがいらっしゃる方からは座学中の腰痛などのお悩みの御相談を受けることが多いのですが、これらの不調は身体の不均衡な使い方によることが多いです。

例えば右利きの方はペンを持つ・またはマウスを操作するのは右手です。この時に右腕は机から浮いた状態になるので右肩関節には腕を支える負荷が常に掛かり続けます(片腕は約3キログラムあります)。
そして右腕を固定し、指先を細かく動かすために上半身を支えるのは実は左側なんです。なので動かしていない左の肩甲骨周りから首が硬くなるという方は多いです。

腰痛に関しては同じ姿勢を取り続けることで一つ一つの背骨の間の関節(椎間関節)に負担が掛かり続け、椎間から出る神経の緊張による神経痛が絡んでくることも多いです。
とくに背もたれに寄りかかって腰を丸めた状態で長時間座っていると腰の骨と骨盤のつなぎ目(腰仙関節)が詰まってきます。そして腰仙関節付近からは、ふくらはぎ~足裏へ神経が出ているので神経の圧迫による筋肉の緊張も起こりやすくなります。
また腰を丸めた状態はヘルニアに一番良くない姿勢とされていますので、ヘルニアの診断を受けている方はイスに座るときには座面に浅く座り、腰のあたりにクッションをかませて腰を伸ばした状態で座っていただくと腰はラクになります。

ただポイントとしては、この座り方をするには多少の腹筋の筋力が必要です。なので次回は姿勢を保つために必要な腹筋力を付けるエクササイズをお伝えします。